GO!GO!市音レポート
5月5日(月・祝)午後5時55分、宮川彬良音楽監督が率いる大阪市音楽団の
コンサート「GO!GO!市音」が大阪南港ATCにて開催されました。
当日はあいにくの雨にも関わらず700人を超すお客さんが来場し、立ち見が出る
ほどの大盛況。この日ヤマトからは「コスモタイガー2199」にはじまり
組曲「宇宙戦艦ヤマト」から「序曲」、「宇宙戦艦ヤマト」の三曲を披露。
迫力のある素晴らしい演奏で会場が熱気に包まれる中、司会から「ここで発表が
あります!」と意味深なアナウンスと共に、大阪市音楽団・辻事務局長と
ヤマト2199・郡司プロデューサーが揃って登壇。
辻事務局長より「大阪市音楽団は宇宙戦艦ヤマト2199とタイアップをする
事に決定いたしました!」との発表と共に会場からはどよめきと共に大きな拍手が。
今年4月から行政上の都合により市営から一般社団法人として新たな船出をした
大阪市音楽団。
ヤマトと大阪市音楽団の出会いは2012年11月に開催された「ヤマト2199音楽団
大式典」に遡る。
当時を郡司プロデューサーが語る。
「宮川先生のご紹介で大阪市音楽団さんに演奏をしていただきました。その時
初めて演奏を聴かせていただきましたが、音の塊がぶつかってくるといった
印象でとても感動しました。その音楽団の存続に、宮川先生が文化を残そうという
強い思いで現在ご尽力されている事も承知でしたので、ヤマトの力が少しで
も役立てばと思い、一緒に船に乗るつもりでタイアップを申し出しました」
辻事務局長も<ヤマトの力>について振り返る。
「今年の2月に開催した大阪フェスティバルホール(2,700席)の定期演奏会で
宮川さんがタクトを振ってヤマトの楽曲も演奏するという繋がりでヤマトの
ホームページでも演奏会の告知をしていただいたのですが即完売し、音楽団史上
最高の動員数となりびっくりしました」
宮川音楽監督は「世の中には権利関係とか大人の事情でやりたくても出来ない事が
たくさんあるけど、今回ヤマトはその事情をクリアにしてくれて堂々と一緒にやれる
事になった。例えばヤマトの主砲から楽団員が顔を出しているようなポスターも作って
いいわけでしょ?」と郡司プロデューサーに無茶ぶりをし会場を笑わせた。
締めくくりは三人揃って「大阪市音、発進!」の力強いかけ声で会場が一体となり
ヤマトと大阪市音楽団との船出を祝いました、
今後は大阪市音楽団にてヤマトの楽曲演奏をはじめ、ビジュアルを使用した演奏会
告知ポスター、コラボレーション・グッズの販売などを企画しております。